愛情とお金
おはようございます、村田です。
愛情をお金で買いたくない
人はお金が無いと幸せになれないと何度か述べてきました。
そして、人はお金が欲しいとも思っています。
年金システムが崩壊したら嫌だ、給料が減ったら嫌だ、そう思いますよね。
しかし、人は家族や恋人、友人とはこのお金のやりとりをしたくないとも思っています。
自分の子供が遊園地に行きたいと言って、連れて行くとしましょう。
1日が終わり、子供が「お父さんありがとう!!」と言って、1万円を渡してきたらどうでしょう??
その行為でお父さんは一気にタクシードライバーになってしまうのです。
しかし、「お父さんありがとう!!」と言って、子供のお小遣いと嫁のお小遣いで買った定期入れを貰ったらどうでしょう??
あなたは嬉しくて、毎日大切に使いませんか??
物に変換させられるとそれは嬉しく感じるのです。
人はお金を綺麗な物として見ていない一面があります。
なので、御中元やお歳暮でお金を送ってくる人っていないじゃないですか??
必ず、物に変換します。
これは何を意味するかというと、物を買うまでのプロセスに愛情を感じるのです。
定期入れを選んでくれた事、自分の事を考えてくれた事。そこに愛情を感じるのです。
だから、お歳暮も物にするのです。あの人はこれで喜んでくれるだろう、という感情を乗せて送る事が大事だとみんな分かっているのです。
しかし、当たり前ですがお金も必要です。
最後まとめるとするならば、この『お金のやりとりがある世界』と『愛情のやりとりがある世界』を混ぜてはいけないという事です。
家族間のやりとりを全てお金でやりとりしたら、それはもう家族とは呼べないでしょう。
つまり、人間はこの2つの世界を上手く使いながら生きていかなくてはならないのです。
ではまた。