好きと仕事の関係
おはようございます、村田です。
今日はプロのバイオリニストの練習時間を検証した所からのお話です。
海外のある音楽大学のバイオリニストを目指す生徒の練習時間を測定した結果があります。
生徒達の実力や今後の進路を踏まえ、3グループに分けました。
Sクラス…世界的トップのバイオリニストを目指す生徒たち。
Aクラス…プロのバイオリニストになるか迷う、中間的。
Bクラス…プロにはなれないので、技術指導者としての道へ進む生徒たち。
この3グループに分け、さらに練習時間を調べた時に面白い結果が出ています。
Sクラスの生徒たちは個人練習に毎日4時間費やします。
それに対してBクラスの生徒たちは1時間程度です。
これが示す事はSクラスの生徒たちはバイオリンをどれだけ長時間練習しても苦痛ではないと、むしろ何よりバイオリンの練習がしたいと思っているという事です。
もっとビジネス的に言うのであれば、プロになるのならば、好きでなければなれない。
という事です。
努力出来る時間が違う、努力して来た時間が違うのです。
その時間こそがビジネスの勝敗を分ける鍵となるのです。
だから私たちは好きな事を仕事にしていかなくてはなりません。
これからはプロと言うよりもスペシャリストが重宝される時代です。
これは何度も話していますが、テクノロジーの進化、グローバル化によって仕事はどんどん減っていき、その分新しい仕事が増えます。
これは何を表すかというと誰でも出来る仕事はコスト的にロボットや海外の方にお願いする時代という事です。
今までは通信簿はオール3が生きやすい社会でしたが、今後は一つの5が無ければ生きていけない社会になります。
来年そんな社会になるかと言われたら分かりませんが、今の現状から推測出来る未来です。
なので私たちは1つの武器を持たねばなりません。
その為には好きな事が仕事になるくらい、普通の人では出来ないくらい好きな事に時間を費やし、スペシャルを磨いていきましょう。
好きな事に時間を費やしても苦に感じない事は才能です。
ではまた。