日本とアメリカの働き方
おはようございます、村田です。
働き方の違い
今日はアメリカと日本の働き方の違いについて話していきたいと思います。
まず、日本の働き方は「メンバー型」です。
ある会社に入ると、その会社の足りない部署に回され、その部署が溢れると違うところに回されます。
それに対してアメリカは「ジョブ型」です。
ある会社のある部署が足りなくなれば、人を採用します。溢れれば、リストラします。
移動という考え方は基本的にありません。
双方メリット、デメリットがあります。
まずは転職、リストラについてです。
メンバー型では一度会社に入ってしまえば、一生涯働く事が可能です。
会社自体が物事に柔軟に対応して、人事異動を行なってくれるからです。
しかし、これにはデメリットもあります。よく言われているのが、35歳を過ぎると再就職が難しいという事です。
何故なら日本という社会がメンバー型なので、会社の中では流動的ですが、日本社会で見るととても閉鎖的なのです。
これに対してジョブ型は転職をしやすいと言えます。能力重視の考え方なので、35歳だろうと60歳だろうと能力があれば雇って貰えるという事です。
しかし、それは逆に能力が無ければ何処の会社にも雇ってもらえない事も意味します。
長時間労働が日本では問題になっていますが、今の事から考えると。
日本人は年齢を重ねれば重ねるほどその会社にしがみつかなければいけない事になります。
辞めたら再就職が出来ないからです。
この考え方が根底にあるので、過労死や過労自殺が起きてしまうのです。
しかし、世の中に体を壊してまで、死ぬ思いをしてまでやらなければいけない仕事はありません。
それでは、今日はこのへんで。